空き家マッチングツアーは流通のお試し市場だ

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日は「空き家マッチングツアーは流通のお試し市場だ」というテーマでお話しをさせていただきます。

 

これも2016年から始めていますメールマガジン「空き家のコト」からの抜粋になります。空き家マッチングツアーというのを今年の3月に予定していたのですがコロナの影響で非常に開催しにくいということで、延期になりまして今度の11月8日(日)に開催するということになりました。タイミングが非常によく今日はこのテーマにしようかなと思ってあげました。

 

空き家マッチングツアーも今度で17回となります。年に2.3回ほど行っていますが、空き家を掘り起こしてその空き家をいろんな方にご紹介するというものです。なかなか所有者の方が決断していただけないというのが側面にあるのですが、これは仕方がない。逆の立場からするとすぐに決断するというのは難しく、決断するプロセスの中ですぐに決めるということは難しいということとともに本当に出してもいいのか、我々は決断したことを後悔されるというのが嫌なのでそれは避けたい。

 

そういう意味でも後悔のない決断にいこうと思うと、所有者の方が納得したかたちで流通に出すことが1番ベストだと思っています。そのために空き家マッチングツアーは存在しています。決断した後に空き家ツアーに出しましょう、そこでマッチングしてうまくいけば売るとか貸すというふうになるのですが、もう1つの側面でいくと、まだ決断をそこまで決めてはいないがうちの家はニーズがあるのだろうかというところも正直所有者の方は探りたいところではあると。

 

半分決断している状態の中でのマッチングツアーというのも1つの役割だと思っています。お試しで1度出していただいて、興味がある方がいらっしゃったら所有者の方と利用されたい方とを引き合わせると。それでこの人なら大丈夫となれば前に進みますし、少し思っていた方と違うとなればもちろんお断りしていただいてもかまいません。

 

逆にニーズがないということもありますので、何回出されても利用者側の方で「うーん、ちょっと…」ということもなきにしもあらずですので、その場合は「ニーズがちょっとございません、すこし違う方向で考えた方がいいかもしれません」というお話しをしていくことも出来ますので、そういう意味では当初思っていた空き家マッチングツアーの動きとしてはいろいろ多様化しているということをお伝えしたいのと、所有者の方の可能性を広げていくというところでは非常によいイベントではないかなと思っています。

 

あくまでも、マッチング目的だけではないということを今日はご理解いただければいいかなというふうに思っています。このへんもオンラインサロン空き家ラボの方で詳しくお話ししていますので、ぜひ覗いていただければと思います。今日はこのへんで終わります。ありがとうございました。

 

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