空き家活動団体は見つけるより作り上げろ

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日は「空き家活動団体は見つけるより作り上げろ」というテーマでお話しをさせていただきます。

 

最近はコロナの影響で少し減りましたけれども、講演会等々全国いろんなところでお話しすることがあります。主催される方はどちらかというと民間団体というよりも、行政の方が多いです。講演の前後で担当者の方とお話しすることがありますが、その時によくある話で「自分の地域や自治体といったくくりで考えると、なかなかふるさぽのような活動団体がいないのです。どうしたらいいですかね」という話をされます。答えとしては、テーマにもありますように見つけるよりも作ったほうが早いですよという話なのです。

 

そもそも空き家に限定した活動団体というのはなかなかなくて、どちらかというと不動産屋さんなどお仕事をされている皆さんが集まった団体や組合。そういう方がよくあるのですが仕事の一部として動いていらっしゃるので、なかなか仕事の延長上となると時間も取りにくいですし、お金をいただくのかそれともボランティアでやるのかというところも線引きとしては難しいので、やってはくださるのですが我々がやっているような早期決断の取り組みやいろんな団体と絡めながら動くとなるとどうしても協定を結ぶというような段階を経て、そうなってくると非常に仰々しくなってほんとはいろんな方が連携して動いていかないといけないのですが、自由度が少し狭まる感じがします。

 

自由に動けるようなどちらかというと住民主体の団体というのが理想的ではあるとは思うのです。ただそれをどこにありますかね?というよりも、あえて作ったほうが早いと思います。それをどうやって作るかというのはオンラインサロンでも書いていますが、まずは1人の行動者から始めることだと思います。そのためには我々の所有者の早期決断というところにスポットを当ててここに課題がありますというところを知っていただくということが非常に大事。

 

知っていただいて受け取った側は「そういう活動を自分たちもやってみよう!」というふうな流れになっていくと非常に強い。ではどうしたらいいのというところのお膳立ては行政の皆さんのほうで行っていくという流れがきれいだと思います。ただここでももう1つ問題がありまして、よし!やろう!という方が出てくる、そして行政の皆さんとのやりとりとなってくると、行政の皆さんの思いとしてはこれとこれをやってほしいというような話が出てきます。

 

このあたりはオンラインサロン空き家ラボの方で詳しくお話しをしていますので、ぜひ覗いていただければなと思っています。いろんな段階を経ていかないといけないというところのお話しで非常に難しい点ですが、やはり第一歩を踏み出すというのは大事ですのでそういうためにも当時お話ししていたのは、ふるさぽの話し私の話しを全国の皆さんに聞いていただくというところが1番のとっかかりかなというはなしをしているという話でした。今日はこのへんで終了します。ありがとうございました。

 

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