【成果】空き家対策の基本は広がりにあり

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日はふるさぽの活動の特徴でもあります、地元重視というような考え方について少しお話ししようかなと思っております。

 

いろんな自治体の皆さんまちづくり団体の皆さんが空き家対策について考えていらっしゃると思いますし、さらにはその考え方に基づいていろんな取り組みをされているという形だとは思うのですが、我々どちらかというとこの空き家問題は冒頭にも言っていますけれども、所有者の早期決断ということを大きく言っていますが地元が主体的に動いて解決しないことには難しいと。できれば住民主体の中で動いていくというのがベストだと考えています。

 

それを実現するためには「どうしたらいいの」という話になってくるわけです。もちろん多くの自治体の皆さんがやられているような形の自治体が主として動くと、空き家対策イコール行政の仕事みたいな位置づけはゼロではないと思うのです。しかしほとんどそれでやってしまうと住民の皆さんや所有者の皆さんは、行政が何とかしてくれるという位置付けになってしまうわけです。私個人的にこれは最悪のシナリオだと思っています。

 

結局住民の皆さんの自主的な取り組みとしては1番ほど遠い形になってしまうのが多くの自治体の方がおっしゃっている形ですし、私自身もあまりよくないというふうに思っています。その真逆をいくために住民主体の形をどうとっていけばいいかというところで、今日のテーマで「空き家対策の基本は広がりにあり」というお話しになるわけです。

 

我々もまちづくり団体として行政と一緒にいろんなことをしていますが、行政におんぶにだっこというわけではなく、どちらかというと我々が発信するという形の中で住民主体の形にどうつなげていくかということをやっております。もう10年やっていますが年数を重ねれば重ねるほど広がりを作らなければ難しいというふうに思っています。それはなぜかというと我々NPO団体として動いていますけれども、メンバーの皆さんがそれぞれ仕事を持っていますし、プライベートの時間もありますしその合間を縫ってこの活動をしていますので時間に限りがあります。

 

またふるさぽが全てではないですので、一部と考えていくと動ける時間も限られてきますし人数も限られてきます。ということはそこに大きく時間を割くことができないという中で、この空き家問題をどうやって解決していくかということで必然的に誰かに頼らざるを得ない状況。ですから本当はさっきの話しではないですけれども、行政にお任せしておけばどうにかなるイコールふるさぽにお任せしておけばどうにかなるという形はとってはいけないですし、逆にとれないという形です。

 

最初からお任せされるタイプではないですので、逆にお任せされたらうまく介していく方法を身につけないといけないなというふうに活動の中から見えてきましたので、ある程度のところはさせていただきますが、やはり時間をかけじっくり広がりをつくるということに軸をおいています。

 

これを広げるにはどうしたらいいかというのは、パターンによっていろいろあるのですが、このへんはオンラインサロンのほうでもガッチリお話ししていますので、そちらの方を覗いていただけると参考になるかなと思います。今日お伝えしたかったのはやはり誰かが全てを行うということではなくて、あくまでも広がりを作っていくということを念頭に置かれたほうが対策としては非常にいい流れになるのではないかなというふうに思っております。ということで今日はこのへんで、ありがとうございました。

 

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