5年が勝負の力強さ

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日は「5年が勝負の力強さ」というテーマでお話しをさせていただきます。この話題は昨日のオンラインサロンのほうで少しテーマにさせてもらったことです。

 

以前にも何回かお会いした方ですが、現在明治大学の教授であります野澤千絵先生のあるブログをピックアップして解説しているのですが、ふるさぽとしても早期決断というところで家が朽ちていくという事実とさらにいえば所有者の思いがずいぶんずれている。そのずれが気づいた時には取り戻せませんよというお話しをよくするのです。それを象徴するものとして、早くて1年で修繕をしないといけないですよという切り口でお話しをしていました。

 

その中で野澤先生は野澤先生なりに非常におもしろい展開といいますか、言い回しをしていてそれが今日のテーマである5年が勝負。空き家になったら5年が勝負ですよという言葉の選び方をされている。非常におもしろいなというふうに思いました。とにかく空き家という認識をされてから、5年の間で決めましょうと。それ以降になったらいいことはありません。取り戻せないというような位置づけであるという展開は説得力があるなというふうに感心しました。

 

オンラインのほうでも解説していましたけれども、6つのフェーズに分けてこういうふうに順をおって家というのはどんどん崩れていきますよというところですね。自分が今どのへんにいるのかなというのは、なかなか正直判断しにくいところではあります。我々としては、どうする空き家というサイトで今決断しないといけないのかという診断も作成はしています。ただ所有者の方がそこまで意識を持ってくださると進みが早いのですが、なかなかイメージできないというのが現状ではあります。

 

活動家の皆さんがこれから所有者の方にもう少し早く決断してくださいねというようなお話しをするときに、決断決断というとなかなか伝わりにくい、あれやってくださいこれやってくださいといえばいうほど遠ざかっていくというような心理もございますので、そこは非常に慎重にいかなければいけないですし、所有者の決断というのは所有者自身が決めるということですので、やはりそこに響く言葉は大事だなと常日頃考えています。

 

今回は野澤千絵先生の5年が勝負というスローガン的で非常に心に響くなと思った次第です。詳しくはオンラインサロンのほうでお話ししていますので、ぜひそちらも見ていただけると噛み砕いてわかるかなと思っております。ということで今日はこのような感じで終了させていただこうと思いますが、今日は解体の現場に行きましておもしろい展開を考えていこうかなというふうに思っております。それではこのへんで。ありがとうございました。

 

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