課題となっていないものを伝える難しさ

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。12月に入りどんどん年末感が出てきて、毎年この時期になりますと空き家の中の片付け、もちろんそれは家の中の大掃除も含めてですがそういうことを考えていかないといけないなという時期になってきます。ですが、最近コロナの影響もありまして実家から遠く離れた方、地元から離れた方にとっては非常に気になるところではありますがなかなか帰れないというもどかしさがあると思います。そんな状況の12月ですが引き続き我々も頑張って空き家の対策のお話しをしていかないといけないなと思っている次第でございます。そんな中で今日は「課題となっていないものを伝える難しさ」というテーマでお話しさせていただこうと思います。

 

 

「空き家を放置すると良くないですよ」というお話しをいろんなところで話しています。大きな会場ではなく小さなサークル的なところで最初に時間をいただいて空き家の話を5分ほどさせていただくのですが、やはり難しいのです。当事者ではないですので、空き家に困っている、自分が空き家を持っているという人に対してのお話しであれば課題に直面していますので、「これを解決するためにはこうした方がいいですよ」とか「こういう状況がありますよ」ということをお伝えできるのですが、そもそも空き家を所有もしていない、近所にはあるけれども自分事として考えられないという方にその認識をしていただくというのは非常に難しいというのを昨日体験しました。

 

自分の中で課題になっていることをどう課題として認識していただくか。とくにサークルなどはそのサークルを楽しむ雰囲気があるところに、どちらかというと暗い話題を提供するというところで、そのギャップもきっとあると思いますが、腑に落ちるというところが見た目でなかなか感じられないので難しいなと思うのです。ある意味そういう雰囲気を作るためのエンターテイメントさがないと難しいのかなというのが正直な感想です。ですので、おもしろおかしく何かそういう切り口でお伝えする方がいいのかなというところで、昨日スタッフとも話して作戦を変えようと。伝えることは伝えるけれども、伝え方を変えようというふうに昨日話をしました。何かいい方法はないかなと考え、まだ答えは出ていませんが我々としての難しい課題ではあるなというふうに思ったというのが今日のお話しです。

 

皆さんのところでもきっとそんな課題が出てくるのではないかなと思います。身近に感じていない課題をどう身近に感じていただくか、そこにはエンターテイメント必要ということなのですが、そのエンターテイメントをどう作っていくかというのがこれからの流れです。そういうところで今日は締めたいと思います。寒くなりましたが、皆さんも体調に注意していただきながら頑張ってください。ありがとうございました。

 

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