雪と空き家について

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日は雪の話をしようかなと思っています。雪の弊害が空き家には多く、いろんな意味で家に負担をかけるというお話しは以前にもさせていただいた気はしていますが、今日はさらに深掘りして「雪と空き家」というテーマでお話しさせていただこうかなと思っています。

 

家の屋根に雪が降り積もると負担がかかる、さらにいえるのが防犯上で壁になっているところがあります。それはどういうことかといいますと、雪が降り積もるとだいたいのお家は玄関先の雪を除けます。ぱっと見ただけで「ここは住んでいるな」「ここは空き家だな」と一発で分かるわけです。我々のように空き家のことに取り組んでいる人間からすると、ぱっと見でガスがないなどいろんなところに「空き家になっているな」という認識を持つのですが、それ以前に踏み入れていないという時点でもうここには誰も住んでいないなという認識になります。

 

そういう意味では例えば、郵便ポストにいろんなお知らせが入ったままだとここは誰も来ていないなという認識をしますが、本当にいるかいないかというのはよくわかっていない。ただ単に取り忘れているとかそのままにしているという方も中にはいらっしゃいます。そういう意味では確定はできません。しかし雪は足跡がつきますので、足跡がついているイコール人の出入りがあるというふうに見ます。空き家を探してここに侵入してやろうというような悪い人が来ると恰好の餌食になる可能性は無きにしも非ず。なので、雪が降ったら入り口を開けたり少し訪問したりとなにか足跡をつけていくと。人がいますというような証拠を残していただくということが、この雪が降る地域によくあることです。

 

相続した家が雪国にある、且つ相続したあなたがそこに住んだことがないのであればそこは非常に注意していただき、注意深く管理していただく必要があるかなというふうに思っていますので、ぜひご参考にしていただければなと思っている次第でございます。そういう意味では空き家は目につきやすい、とくにこういう雪のときには目につきやすいところではございますので、いろんな気象条件に合わせながら管理等々を進めていただくのがベストの方法かなと思っております。ということで今日はこのへんで、ありがとうございました。

 

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