古材救済プロジェクト 1日目レポート

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。昨日から始まりました、古材救済プロジェクト1日目が終了しまして今日はそのレポートといいますか、どういう状況であったかというお話しをさせていただこうと思っています。午後からスタートし、参加者の皆さん自己紹介をしながら早々と今回の対象となる製材所さんへ行きまして、そこで部材を確認という流れになりました。

 

今回はstudio-Lさんが主体となって動いてくれています。いろんな建築家の先生であったり、施工されるプロジェクトの方であったり、これからそれを利用するという方に見ていただく。こちら側としては見ていただく方の反応を楽しみにしていて、古材をどう活かしていくかというイメージはもう次の方が膨らませていくしかなく、こちら側としては地元で解体を余儀なくされた物件をご紹介するというところなので、こちら側がコントロールできるというものでもないですので、いい反応があるパターンとそうでないパターンを想像していましたが、前者でよかったなと。というのは、非常に喜んでいただけたという感じです。思いのほか皆さん古材に可能性を感じておられ、「あれもいいな、これもいいな」というところで作業が進んでいきました。

 

選別した後の懇親会でも古材を使った次のステップについてお話し合いをされていたのが非常に印象的でした。やはり地元のほうで考えていくよりも、このようなイベントでいろんな方に見ていただきイメージを膨らませていただいて、そこで最終的なゴールとして「こんな活用が出来ました」というところまで、目に見える形。そして提供した側も、繋がりができたというところまで落とし込んであげると、一定のゴールに近づいていくのではないかなというふうに思いました。そしてやっぱり「物と物」というよりも「人と人」だなという感じはしました。そこで使っている人が解体するということに対して非常に悲しい思いもしますので、これを社会の1つの仕組みとして次のステップに役立てるものを望んでいるのだなというふうに思ったのが昨日の感想です。

 

自分の所有物ですからなかなか割り切れないのは正直なところで、そこをどう理解していただくかということと、その後の繋がりというところかなと昨日感じました。今日も実は朝から撤去作業に入りますので、そのあたりも非常に楽しみにしながら今日も進んでいこうかなと思っています。ということで今日はこのへんで。ありがとうございました。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー