10年やってきたからわかる活動継続の秘訣

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日は1月9日でございます。北陸地方、東北にかけて雪が非常に多く降っているということで、私の住んでいる福井県美浜町は降るという予報でしたがほとんど降らず日中は日も差すぐらいの状況でしたが、我々よりも北の皆さんは非常に困っているという連絡もありましたので、すごく心配をしておりますが皆さんの地域ではいかがでしょうか。多くの雪が降っていろんな事故が出てきますけれども、十分気を付けていただきたいなというふうに思っております。

 

今日は長期間活動する意義みたいなお話しをしようかなと思っています。ふるさぽも10年を越えようとしています。当初10年もするとは思っていませんでしたし、ゴールを決めて行うことも大事ですが1番最初の頃はともかく走り続けると、今ある目の前の疑問に対して取り組んできたと。イベントを1回行って終わりではなく、ここまで続いてきているというのは今振り返るとそれぞれの課題が出てくる。1回イベントを行ったらこういうところが課題です、その課題を解決するためにはどうしたら良いかなとか。最初と今とを比べると捉え方がまるっきり違っていて、主軸は一緒なのですがやっていることが少し違う、分野が違うという感じです。

 

具体的にいえば最初はともかく「空き家をどうしよう」「件数はどのくらいあるの」「これからどのくらい生まれてくるの」というような手探り状態で、「空き家問題ってどうしたらいいの」という単純な思いだけで走っていました。今はどうかというと、現状を知ることによって空き家が流通に出てこない「なぜだろう」というところに踏み込んで、所有者寄りに且つ決断に軸足を置いていると。他の空き家の問題で、移住者の問題もありますし、例えば利活用リノベーションをどうするのかという話も出てきますが、ここはきっと世の中の動きを見て、私たちがやらなくてもきっと誰かがやってくれる。もっと言うと我々の活動が広がれば広がるほどその可能性を感じる方たちが動いてくださるだろうというところですので、少し上からで偉そうですが所有者の早期決断のみというところに軸足を置き直したという感じです。

 

どんどん変わりつつあるふるさぽの活動におもしろさを感じているというのが正直なところでございます。もしこれからやりたいなという方がいらっしゃいましたら、あまり深いことを考えずに課題をどんどん見つけていくというのが1番かなというふうに10年選手としてはこう思う次第でございます。ということで今日はこのへんで、ありがとうございました。

 

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