冬場の火災は被害も大きい

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日は1月26日でございます。文化財防災デーという日のようです。元々1949年の今日、日本最古の壁画が焼けてしまい、しっかり火災について認識していこうということでこの日が制定されていたと思うところなのですが、空き家に関してお話ししていきますと今日のテーマでもあります、「冬場の火災は被害も大きい」ということでお話ししていこうと思います。

 

皆さんもご存知の通り、冬場に火災が起こると消火活動がスムーズにいかないというところもありますので、被害がとても大きくなります。それはなぜかというと、消防の方とも以前お話しをしたことがありまして、まず雪が降ると現場に辿りつけない。特に細い路地になると現場までいく事が出来ないという点。他にも彼らは消火活動をするのに消火栓を使ってそこから水を供給し消火を行います。消火栓の場所が見つかりにくいというところで、時間が非常にかかるそうです。

 

ただ彼らは、消火栓の位置を確認しどんな状況でもそこに行きつくというような努力を日々されているとお聞きしていますので、よっぽどのことがない限りできるのではないかと思っているのですが、気象の問題などはどうにもならないところもありますので、非常にそういうところが火災の被害を大きくする原因の1つではないかなと思っております。我々としては空き家になっている状態でさらに火災になってしまうと被害が大きくなりますし、自分の家以外お隣さんの家にも迷惑がかかるということもありますので、所有者の方には特に冬場の火災は怖いということをお伝えするべきではないかなと思っています。

 

空き家の活動としては、先ほども言いましたが消防署の方とのコミュニケーションをしっかりとる必要があるなと個人的に思っていまして、彼らは彼らでデータベースを持って空き家の場所も分かっておられますし、日々更新しているようです。そして我々はいろんな情報を知っていますので、お互い認識の中である程度かぶってくるというところがあると思います。ただそれは独自のデータベースですので、どうこういう話ではなくて空き家のことで何かできることはありませんかというところでのコミュニケーションは、ふるさぽとしても時々消防署の皆さんのところへ行って、御用聞きではないですがコミュニケーションをとっているということもございます。そういう流れを皆さんの地域でも使っていただけたらなとおすすめします。ということで今日はこのへんで、ありがとうございました。

 

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