なぜデータベースは大切なのか

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。もうそろそろ春だなと感じるのは、花粉が飛んでいる感じがいたしまして苦戦しておりますが、皆さんはいかがでしょうか。今日は「なぜデータベースは大切なのか」というテーマでお話しさせていただきます。

 

平成27年度に空き家特措法が施行されまして法律として運用されていき、その時に大きくクローズアップされたのがデータベースという話がありました。全国にデータベースをそろえましょうということで、我々もその年度に美浜町の空き家調査をさせてもらいました。そこで、どうせデータベースをするのであればということで調査からデータベースまで一貫性を持つようなふるさぽマップという商品を開発しまして、今も美浜町に導入されています。

 

そこで運用されていくときに国がデータベースは必要だということでしたので、そのままデータベースを取り込んだというのが正直なところなのですが、一方でデータベースは必要ですねと。件数が多いのとそれぞれの家の事情がかなり複雑に絡んでくるということは当初から予想はされていましたので、そういう意味でもきちっとしたデータをそろえていく必要があるなというふうに思っていたのです。そこから5.6年経った今、もう1度振り返ってみるとさらにデータベースは改めて重要だったと感じました。それはずっとデータを取っていましたので家の過去の履歴を紐解くという話もあるのですが、経過していけばいくほど空き家の数は増えていくのはイメージできると思います。

 

過去の空き家と今現在の空き家というのは全く関係性がゼロかというとそうではなくて、家族とか親戚という単位で考えていくとその親戚の中で空き家が増えていっているというイメージがあるのです。だから、家と家が実は繋がっていたりするのです。単体で存在はしているのだけれども、家族とか親戚という関係で繋がっていることが多くて、1つ紐解いていけば意外に2つ3つ決断であったり流通であったり解体であったりというところに繋がっていくことが、最近感じることがありましてその時に何が必要かというとやはりデータなのです。その時にどういう話をしたとか、どういう家族構成だったかというのが非常に大事です。

 

またこの詳しい話はオンラインサロン空き家ラボの方で詳しく書こうかなと思っていますので今日ここでお話ししたかったのは、データベースをもう1度見直した方がいいのではというお話しでした。家と家は繋がっているのだな、人と人は繋がっているのだなというのは実感したというお話しでした。ということで今日はこのへんで、ありがとうございました。

 

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