【成果】友達がアシスト決断をうながす

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日はふるさぽがいくつか作っている道具、ふるさぽアイテムの中からのお話しです。「どうする空き家」のウェブサイトのお話しを少ししようかなと思っております。テーマは「友達がアシスト決断をうながす」というお話しでございます。

 

これはまず「どうする空き家」というウェブサイトの存在を説明しないと分かり難いかなと思いますので説明します。所有者の方はなかなか早期決断といわれても、どこからやっていいか分からないというところと、今決断しないといけないのかもう少し先でもいいのかというのが他人との比較で、全体のバランスでいくとどれぐらい今自分が緊急度として急がないといけないのか、みたいなところを診断するウェブサイトを実は数年前に作成いたしました。国交省の利活用モデル事業で作成しました。

 

誰もが使えるようにウェブサイトで、それも診断するには質問がいくつか必要なのですが、細かく記入などはせずに6つの質問に「はい」か「いいえ」どちらかで答えられるようにしました。それで緊急度を図っていくというような仕組みを作りまして、所有者の方の決断をするタイミングを少しでも早めていただければと思いまして作りました。これはもちろんアクセスを増やしていきたいという思いもあるのですが、なかなか効果が見えにくいというところがあります。ですが、意外に所有者の方には便利なツールとして使っていただいています。その中でもこういう現実があるのだなというふうに思った出来事を今日は少しお話ししようかなと思っております。

 

本来は所有者本人さんにこの診断をしていただきます。以前地元の新聞広告に1度出したことがありまして、それを見た福井県の方がこういう診断ツールがあるのかということを福井県内にあるご実家を持つ東京の方の友達がこの存在を知って、「実はこういうものがあるのだけれど、お前の家を診断してみたらどう?」ということでご紹介されて自身がこのサイトを使って診断しました。診断した結果、早くした方がいい部類の診断結果が出ましたので「早く決めないといけないのだな」ということで我々のところに連絡がやってきたというお話しです。

 

やはり友達関係というのは空き家に限らずいろんなことで助かるものです。家族も大きな力になりますけれども、それと同様なぐらい友達の存在というのは非常に空き家の決断にも関与されるといいますか、影響するというようないいお話しをその当時聞かせていただいて非常に感動した覚えがあります。やっぱりその時に思ったのが所有者だけ所有者の家族だけというのが空き家問題に直面するのではなくて、いろんな方が関わっていらっしゃってこういう場合はお節介ではないと思うのです。非常に相手のことを思ってアシストするというような位置づけで人間関係が良くなっているというふうに思っていますので、そういう意味でもこの「どうする空き家」は非常にいい効果をあげているなと思っています。

 

アクセスの方も日々増えていっていますので、皆さん見ていただけているのだなという実感を持っています。診断も簡単ですので1度皆さんもお使いいただければなというふうに思っております。概要欄の方にもURLを載せておきますので、是非お試しいただければなと思います。ということで今日は「どうする空き家」の成果、「友達がアシスト決断をうながす」というテーマでお話し致しました。ありがとうございました。

 

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