【所有者の声】所有者の第一声はいくらでうれる?

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。今日は所有者の声ということで「所有者の第一声はいくらでうれる?」というお話しでございます。これも講演会等でいろいろお話しをしております。意外に知られているようで知られていないようなお話しでございます。私たちの経験上でお話しすると空き家をお持ちの所有者の方が相談に来られますと、相談に来られるということはそこにお悩みを持っていて、それを解決すべきところに至っていると何も考えていないわけではない。

 

「さあ、どうしようかな」と行く末を考える中で相談窓口が市役所であったり役場であったりの空き家担当課の方に行くか、我々のようなNPO団体のところへ来られるか、大きなショッピングセンターなどで開催されている空き家相談会みたいなところでもあると思うのですが、だいたいお悩みになっている方所有されている方の第一声は「うちの家はいくらで売れるの?」というお話しからだいたい入ります。価値がどれだけなのか相場がどれだけのものなのかよく分かりませんし、そういう情報は一般的ではないですので見当もつかないというのが一般的な考え方です。

 

そしてできれば高く売りたいという思いは絶対にありますので、それは誰もが思うことではあると思うのです。では「どれぐらいの価格で売れるの?」という相談をされますが、この声に対して的確に答えられる方はあまりいないと思うのです。指標がないですので。あるとすると、固定資産税の評価額というのがあるのですがあれはあくまでも役所が固定資産税の税金を計算するために出した金額ですので、この金額で世の中が流通するという話ではないというのは我々の立場であったり行政の立場であったりというのは理解できるのですけれども、その指標しか持っていない所有者の方はそれが売れるものだと思い込んでいるというよりも思いたい。

 

それでだいたい売れるであろうというところでの値付けをされているというふうに誤解されているところもありますので、まずそこの声をしっかり解いていかないといけないなというところを認識の第一歩として持たれたほうが話はスムーズにいくことが多いです。ですので、相談窓口を設けようと思われている方がいらっしゃれば第一にその答えをある程度準備しておく、そして誤解のないように適切な説明方法でお伝えするということが大事だと思います。

 

ここからまた次のステップになっていくのですが、第一はお金の話しが出てきますよということを認識されたほうがよいかというふうに思っております。オンラインサロンのほうでこのあたりのお話しを詳しくしていますので、そちらもご覧いただけると非常に嬉しいかなと思います。ということで今日はこのへんで、ありがとうございました。

 

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