【こだわり】あえてお手伝いしていただくスタイル

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。さて今日はふるさぽのことについてお話ししようと思っています。「あえてお手伝いしていただくスタイル」というテーマでお話しします。おかげさまでふるさぽはいろんな方に評価をいただきまして、昨年は地域再生大賞、今年は地域づくり大賞ということでいろんな賞をいただくことが出来ました。

 

主に評価されていることは、我々の活動は我々だけで広げているというよりもいろんな方に波及効果として広がっているというところが非常に評価いただいているという側面の1つとお聞きしています。どうやって広げていますか?というふうにお聞きされることがあるのですが、あえてそこはやっていたというのは大きい声ではあまり言えないのです。というのが自然発生的にそうなったというのが近いかなと思っています。

 

それはどういうことかというと、まず活動人数が非常に限られているというところと、それぞれ今私を含めメンバー全員はほとんど日中のお仕事を持っている。そしてそれぞれいろんな趣味の方がいて、いろんなネットワークをお持ちであるというところですので、あえて空き家マッチングにかかる手間や活動の時間を割くのが難しいという現状があります。本当はそこにガッチリ毎週土日頑張りますというふうにいえばいいのですが、あえて我々もそれはしたくないですしする必要もないかなと思っています。

 

年に3回空き家マッチングツアーをしていますので、そこの日は皆さんにお手伝いはしていただいていますし、それ以外のところはそんなに気を負いながらやっているということではないという現状です。ここは全く変えるつもりもないですし、変えてしまったらふるさぽらしくないですので変えていません。時間がないということと人手がないということで誰かにこれを広げていただくといいますか、お願いするしかないという現状がありましたので、必然的にそういう形になったというふうに捉えてもらっていいかなというふうに思っています。

 

逆にそういうことをしなければいけないという点と、逆にそれがいいのだなと気がつきました。というのが空き家に関しては所有者の方とどう繋がっていくかとか、周りの方とどう繋がっていくかということが非常に大事な点だと思いますので、そういう意味ではうちのメンバーそれぞれ個々のネットワークを持っています。1つの集団で狭いコミュニティに属しているわけではなくて、ふるさぽというコミュニティにももちろん属していますし、それ以外のところのそれぞれの趣味であったり職場であったり他の人間関係であったりというのが多様に無数に皆さん属されていますので、重なる部分があったり重ならない部分があったりします。

 

緩やかな感じではあるかもしれませんが、すごいネットワークで繋がっている状態ですので、これはすごくいいなというふうに思っています。なので、何かに対して「この人のこと知らない?」とか「ここの家に関わる人って誰だろう?」という相談をメンバーにすると必ずどこかで引っかかってくると。「もしかしてあの人知っているのではないかな」というような繋がりが出てきますので、そういう意味では周りに協力を得ていくということは特に空き家マッチング活動に関しては非常に大事だなというふうに思っています。今後もあえてお手伝いしていただくスタイルは曲げずに行こうかなというふうに思っています。ということで今日はこのへんで、ありがとうございました。

 

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