【ニュース】ニュースから見る隣人同士のトラブル

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。さて、今日のテーマは「ニュースから見る隣人同士のトラブル」というお話しでございます。

 

ここ2回ほどネットニュースで出ている空き家のことなどを紹介していますが、隣人のトラブルはけっこうありまして、これはどういうことかというと境界の部分ですね。ニュースを見て改めて思ったのですが、これはどこにでもあるような問題だなと思って今日は取り上げました。ニュースに出ていたのは北海道のお話しで77歳の男性がお隣の80歳の男性に境界に入ったということでトラブルになり、そこで「殴った、殴られた」というような話で警察が入ったというニュースでした。

 

これは専門家の方のインタビューでもご紹介しましたが、けっこう頻繁にあるようです。というのがこれは時系列で変わってくるという話があるのですが、お隣同士は仲がいい時とそうでない時と関係性が変わってくるのは理解できますし、そういうのはよくあるなというのは理解もしています。その中で境界を曖昧にし、その時は話し合いで解決できるといいます。

 

しかしその関係性が悪化したりとか、仲のいいお隣同士の関係性が年月を重ねお隣のおじいちゃん同士が亡くなってしまったり、片方が亡くなったりとかすると代が変わります。要するに人が変わるとその関係性はおじいちゃん同士の関係性ではなくなってしまいますので、「聞いていない、うちはここまで」というような主張をし出すと、お互い様と思っていた関係が崩れていってしまうとトラブルになると。「あなたの亡くなったおじいちゃんはここが境界だと話をしたんだ」ということを言っても息子さんは聞いていないということでトラブルになり、それをきっかけにいざこざが始まると。

 

そこは権利ですから難しいところですけれども「1cmでも5cmでも入って来られると困る」とか。もっと大胆な人はどんどん入り込むということもありますので、お隣同士の関係性がいい時はいいのですが少し崩れてきたとか世代が変わってくるとこの関係性も維持が出来ない、維持が出来ないとなってくると境界でもめるという話なのです。だからどうするかというと、後々のことを考えて関係性が良い時に境界をしっかり決めてしまう。というのが土地家屋調査士の先生方も司法書士の先生方もおっしゃっていました。

 

境界を明確にしないがばっかりにトラブルが起きると。境界を明確にしていてもトラブルは起きますけれども。そこは今回の話しとは少し別に置いておいて、まずは境界を明確にする。お金はかかりますけれども、後々今回のような「殴った、殴られた」という話になるぐらいであったら、しておいたほうがいいのではないかなというのが経験上お話しできることかなというふうに思っております。ということで今日は「ニュースから見る隣人同士のトラブル」についてお話しを致しました。ありがとうございました。

 

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