【広がり】食卓で空き家の話理想的

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。さて今日は広がりについてお話ししようと思います。テーマは「食卓で空き家の話理想的」というお話しでございます。

 

空き家問題の解決には私たちの活動の主軸であるテーマの1つ、広がりというものがあります。1団体や行政のみでの取り組み活動だけでは正直難しいと思っていて、我々の活動としては主軸で動くというよりもどちらかというと広がりをもっていただくという感じ。空き家問題自体所有者だけの問題ではないですので、地域全体で考えていく問題でもあります。そういう意味では他人事から自分事へというような広がりをもっていただければ、どんどん効果が出ていくのではないかなと。

 

地味な作業ではありますが1つ1つやっていくということが大事ではないかなと気づきまして、今回地元の高校で高校1年生2年生を対象に空き家問題について少しお話しさせていただきました。効果としては彼らが「今の世の中このような問題が地元で起きているのだな」ということと合わせて、それに関して当事者ではないのですが未来を見据えた考えにいきついてくれると嬉しいなというのが思いで、できればここから広がりをもたせたい。

 

無理やり何かをさせるというのはあんまり感覚的に違うなと思っていましたので、できれば自発的に家族の方とまだ空き家にはならないけれども、もしかして自分の家が空き家になるかもしれない未来について話してもらう事が出来たらいいなというふうに思っていました。

 

今回対象となった高校1年生2年生の中に、ふるさぽに深く関わってくださっているお父さんお母さんのお子さんもいたわけです。あとでそのメンバーから連絡がきまして、「北山さんうちの息子が今日の講演会の話しをしていました」ということでした。これは良かったなと思って親御さんが活動している中で、「ああだこうだ」というよりもお子さんから自発的に「こんな話聞いてきたよ」ということだけでも家族の食卓の中で話が出るということは、非常に嬉しいなという気持ちになりました。

 

こういうことがきっと大事なのでしょうね。これがいわゆる広がりの1つの効果なのかもしれません。こういう積み重ねが正しい情報を得る、そして広げていくような感じがしています。なので、大げさなことをどんどんやっていくということも大事ですが、逆に裏側で地道に1つひとつやっていくということが空き家問題解決には大事なのでしょうね、というお話しでした。今日は広がり「食卓で空き家の話理想的」というお話しをさせていただきました。以上でございます。ありがとうございました。

 

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