【再認識】空き家の常識知らないことが多すぎる

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空き家社会活動家のための「オンラインサロン空き家ラボ」
http://akiyalabo.net
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おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。さて今日は再認識できたというお話しをしようかなと思っております。先日地元の高校生の皆さんに空き家予防365のナレーションをお願いしまして、そのことについて地元の新聞社の方に取材をお願いしました。学生の皆さんに率直な意見であったり感想であったりというのをインタビューの中から知ることになりまして、その話を横から聞いていたのですが改めてなるほどと思ったことがありました。

 

それは何かというと今日のテーマでもあります、「空き家の常識知らないことが多すぎる」という話になるのですが、こんな活動を10年もやっていると、当時10年前に知らなかったことが経験上分かってきてそれが繰り返し普通に耳に入ってきて目の前にそういうことが起きていると、当たり前になってしまいます。当たり前になってしまうと、みんながそういうことを認識している理解しているものだというふうに思いがちでした。

 

それぐらいはみんな分かっているよねという形なのですが、やっぱりそれはこっち側のお話しであって空き家とか特に家に関することが普段身近でない方にとっては常識ではない普通ではないということを理解してきました。今回理解してもっともっと一般常識ではそれは常識ではないということを私自身がわかったという感じですかね。ということはもう1度原点に戻りこちら側が当たり前だと思っていることはフラットにして、皆さんが分からないというレベルに自分も置き換えて当たり前だと思うことを当たり前ではないという表現でお伝えしていかないといけないなというふうに思った次第です。

 

空き家予防365というのはそういうところを皆さんに知っていただこうという機会なのですが、もっというのであれば専門用語が多すぎることもあるかもしれません。学生の皆さんにとって違和感がある言葉があったそうです。それは所有者という表現です。この音声ブログでも所有者という言葉は頻繁に使っていますけれども、一般的には恐らく所有者といっても何のことか分からないのが普通だと思います。家の持ち主というのなら分かると思いますが、所有者といっても何の所有者か分かりません。私どもは空き家という専門でやっていますので、所有者といえば空き家の所有者と分かりますけれどもそもそもそのような表現をしませんので、もっと表現の仕方を考えていかないとダメなのかなと思いました。

 

言葉の認識の違いといいますか理解の仕方で、さらに先の中身も認識してくださらない可能性も多いですので、言葉の選び方も大事だなと思っていました。このへんも自分の反省点として入れていこうかなというふうに思っています。ですので、空き家のことを活動としてやられている方も同じように自分たちの専門用語は少し言い方を変えた方が何か伝わる方法の1つではないかなと思っています。ということで今日は「空き家の常識知らないことが多すぎる」というお話しでした。ありがとうございました。

 

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